1981-03-13 第94回国会 参議院 予算委員会 第8号
○政府委員(大竹宏繁君) このときの——このときと申しますのは、先ほどの五十四年の暮れのOPECのカラカス総会の値上げでございましたが、サウジアラビアのアラビアン・ライトを例にとりますと十八ドルから二十四ドルに、バレル当たり上がっております。約三割ぐらいの上昇でございました。
○政府委員(大竹宏繁君) このときの——このときと申しますのは、先ほどの五十四年の暮れのOPECのカラカス総会の値上げでございましたが、サウジアラビアのアラビアン・ライトを例にとりますと十八ドルから二十四ドルに、バレル当たり上がっております。約三割ぐらいの上昇でございました。
当時、昨年の暮れのOPECのカラカス総会を中心といたしまして油の高騰がどんどん進捗している状況でございました。したがいまして、その二月に料金改定はしたものの、沖繩電力の経営は改善されるところがなくて、いかなる経営努力をもってしても、もうこのままでは立ち行かなくなるという状況になったものでございますから、沖繩電力株式会社の経営陣も料金改定再申請ということで踏み切ったものと考えております。
昨年十二月のOPECのカラカス総会から始まりました油の高騰によりまして、五十五年度に入りましてからも同社の経営は非常に苦しい状況が続いておりまして、その状況に耐えかねて、先ほど先生からお話がございました同一年内に二回目の料金改定ということのやむなきに至ったわけでございます。
国会議員に随行して行き、先方では国王初めヤマニに会う予定だが、OPECカラカス総会出席のための日程調整との絡みで現在日程調整中とのこと。政治家(稲垣代議士)のルートにより、政治的に入手できている原油であることを強調し、量の確保についてはメジャーによりギャランティーされているので問題ない旨先方は主張するが、当社の志向するDDとは路線が違うように思われるため、しばらく様子を見たいと伝えておいた。
当時から、例のカラカス総会その他この原油の先行き等について大変不透明な要素は多分にございました。また、円レートも、当時も非常な下落状況でございまして、今日もまた新しいそういう事態が展開中でございます。先ほど申し上げたようにあらゆる努力をするというのはまさにそこにあるのでございます。
○春田分科員 昨年のカラカス総会では、穏健派のサウジ関係が一バレル二十六ドルですか、それから強硬派の方、リビアなんかは三十四ドルになっておるわけですね。これは五月までそのままの形で推移していく、こう見ておるわけですか。
ところが、去年の十二月のカラカス総会では価格が決まらなかった。十二月の二十日の日本時間で午前一時ごろ最終的に、案は出たのですが、ずっと追跡してみますと、とうとう決まらなかった。これも初めての現象でして、どういう変化が起こったか。結局、サウジがOPECの中のリーダーシップをとれなくなった。とれなくなった状況は何が原因か。
これは、昨年十二月のOPECカラカス総会前後における各産油国の大幅値上げの影響が順次顕在化してきていることに加えまして、為替レートがこの一年間に二〇%ほど円安となっており、これまた下期に入りましてからその傾向を強めていることによるものであります。 このような状況のもとで五十四年度の収支を見通しますと、経常収支で約二百億円の赤字と予想されます。これは電灯、電力収入の三・五%に当たります。
このようにして、今年度の収支につきましては何とかしのいでまいる所存でございますが、五十五年度以降につきましてはすでに値上がりした燃料価格の重圧がフルにかかってまいります上、十二月のOPECカラカス総会後原油価格は野放し状態となっており、現にことしに入りましてから、OPEC加盟十三カ国のうち十カ国が七−一四%の値上げを相次いで実施いたしておりますように、今後とも原油価格の上昇は避けがたいものと考えられます
もう一つは、先ほど松浦理事からの御指摘がありましたけれども、約三九%の値上げ申請、しかしその中には、先ほど小林参考人の御指摘がありましたように、OPECカラカス総会での値動きの問題、その後の為替レートの動きの問題等も含まれていないと言われています。むしろ人によっては、今度の北海道さん、下手なことをやったという言い方をする方もいらっしゃいます。
昨年十二月のOPECのカラカス総会で一バレル当たり三十ドルという原油価格が出現をして、まさに高価格石油時代に突入をした感があります。もう一年もしますと、一バレル当たり五十ドルにもなろうとしております。そして、わが国の総輸入額に占める石油代金の割合が七八年が三〇%であったものが、本年度は五〇%を超えるのではないかと懸念をされております。
またOPECのカラカス総会、それから円安の動向等不確定な要素があるわけではございますが、経企庁では先行きどういうふうに予想されているのか、まず伺っておきたいと思います。
最近のこの円安の傾向が輸出の数量の大幅な増加をもたらしておる、あるいは輸出依存型成長への傾斜を強めてきた、こういうように新聞などでも解説をいたしておりますが、物価上昇の加速を恐れて金融、財政両面から引き締め政策を強化をすればこの輸出の増勢はますます拍車がかかると、こういうようにも予想をされますし、十二月中旬のOPECのカラカス総会いかんでは円高に反転をする時期が大幅にずれ込むんじゃないか、こういう予想
さらに、今月、OPECのカラカス総会で、石油は現在の水準に比べまして一〇%ないし二〇%の値上げ公算が大きく、原油情勢などは政府の政策努力の及ばない不確定要因を多く抱えておるところであります。 このような困難な経済環境を背景にいたしまして、政府はことしの経済成長率をどのように見込んでおられるのか。また来年度の成長率をどの程度に設定いたそうといたしておるのか。
○政府委員(森山信吾君) まずOPECカラカス総会の見通しでございますが、これは率直に言いまして大変むずかしいと思います。いま予測することは大変困難でございます。
○対馬孝且君 そこで長官ね、カラカス総会に近く通産大臣もIEA会議にも行かれるわけですけれども、それに臨むに際しても大事なことは、日本国が、日本の政府が異常なやはり原油は抑えなきゃならぬと、国民の要望にこたえてやはり低い価格に安定しなきゃならぬと、そのためには政府は積極的に行政指導をとっているんだと、こういうことでなかったら、これはIEA会議に行ったって、これは通産大臣はぼくは他国より突き上げられるのではないかと
石油価格については、昨年十二月のOPECカラカス総会で事案上凍結されましたが、最近のドル減価問題にかんがみ一部産油国の間には石油価格値上げ等を求める動きがあり、その関連もあり五月上旬OPEC非公式閣僚会議が開かれることになっております。
続いて四、五カ月のタイムラグの後で仮にそこで円安になっておりますと、むしろ為替差損が発生する、かような問題もございますので、私たちといたしましては、当分の間為替レートの推移、あるいはOPECのカラカス総会の結果、こういったものを見た上で、その時点で判断いたしたい、かように考えております。